新年明けましておめでとうございます。
昨年は、混沌とする国際情勢の中、日本の政治も大きな変化の年でした。大企業との格差が広がるなど、中小企業にとっては厳しい状況と感じられた方も多かったのではないでしょうか。
そんな中、ロサンゼルス・ドジャースに移籍をした大谷翔平選手の活躍は、多くの人に勇気を与えてくれました。昨年、大谷選手は右肘の手術を受けリハビリ中であったため、打者に専念しました。シーズン当初には、長年信頼を置いていた通訳に裏切られ、多額の資産を奪われるという事件に巻き込まれました。捜査機関やマスコミの対応に追われながらも試合に出続け、ついには2年連続のホームラン王を獲得するという偉業を成し遂げました。世界最高峰の舞台で、DH部門で初のMVPを受賞するなど圧倒的なパフォーマンスを発揮し、世界中のファンを魅了しました。
高校時代に作成した「目標達成シート」には、数々の目標とともに、「2020年 ドジャースでワールドシリーズ制覇」と書かれていたそうです。4年遅れではありますが、見事に達成しました。目標を明確にし、それに向かって努力し続けることの大切さを改めて教えてくれます。
私たちは大谷選手のようになれませんが、彼のように目標を設定し、夢を追うことはできます。逆境にあっても、夢や目標に向かって努力し続けることの大切さを大谷選手は教えてくれます。
2025年が皆様にとって、さらなる飛躍の年となることを心よりお祈り申し上げます。
2025年元旦
一般社団法人 板橋中小企業診断士協会
代表理事 千種伸彰